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続いて海へ向かう。

久能山東照宮。

徳川家康の廟所であり神として祀られる、日光と並ぶ聖地です。
1200段の石段はきついのでロープウェーでいけばいいやと思っていたのが、実はロープウェーは裏の日本平からしか出ていなく、表にたどり着いてしまった我々は結局登る笑
しかしこれは怪我の功名で、上がるに従い見えてくる海の綺麗なこと!ここに1200段を整備した理由がよく分かります。

DSC_0068.jpg

何より門から見える景色が格別。

DSC_0072.jpg


海だけが見える。これは素晴らしかった。
高さと言い角度といい、確実に計算されていますね。

日光と同じく、当初は「一堂」であったのがおじいちゃん大好きっ子だった徳川家光によって現在の絢爛豪華そのものの世界遺産に生まれ変わって今日に至る。神社なので定期的に建て替え/塗り直しのリニューアルされているためまことに派手で、とても他にある神社と同じ類のものとは思えないものです。
名だたる大名が寄進した参道の灯篭も見もので、おお榊原とかおお毛利とかこれだけでもテンションが上がる。日光と違い石灯籠なので風化であんまり読めないのが歯がゆい。親藩たる我が藩主の名前は見当たらず…お金なかったけどね

この金に糸目を付けない過剰なまでの装飾を見ていると、大名の財政削りの意図もあったとはいえ、同時代の人間を神に祭り上げるためには、ここまでの視覚効果が必要だ、ということでもあるのかなと。
天皇は別として、菅原道真や平将門といった人物は怨霊を鎮めるために祀られたわけで、そこには災厄という、人を神に格上げするに分かりやすい理由があればこそのものでした。しかし家康は戦国の最終勝利者といえどただの人間、これを神にするためには、このような視覚効果が必要だったということでしょうか。

博物館には駿府から家康の遺品を丸ごと持ち込んだようで、ほとんど全て「徳川家康所用」。上杉神社みたいやな 桶狭間で着用してた甲冑まで残っているのはほんと凄い。物持ちいいなあ
将軍代々の甲冑が見れたのもうれしい。代を経るごとに実用性を度外視して古めかしくなっていくのが面白い。

奥の院はキラキラな御殿とは対照的に、日光と同じ静謐な空気が流れています。
徳川宗家の配慮によりここまで入ることができますが、開けっ広げすぎてもうちょっと敬意を払っても良いのではと思う。
ここに埋葬された家康の遺体は日光には移されていないという説があります。確かに家康の遺言は、埋葬の1年後に日光へ「勧請せよ」であり改葬の指示はないため、個人的にも家康はここに眠っているのではないかと思っています。

日光と比べこちらはあまり知名度がない気がしますが、個人的には日光より好きです。
1200段の後のジンジャーエール(瓶が自販で売っててびっくりでした)は格別でした。
2017/12/28 18:08 歴史 TB(0) CM(0)
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