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Author:OGI
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一人で心細かったので泊りは慣れてる某チェーンホテル。どこでも内装が一緒なので帰ってきた感があるのです笑

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場所はおもろまちだったわけですが、この一帯だけ妙に新しい…なるほど元米軍基地。うるまから那覇へ戻る途中にもやたらとフェンス囲いがありました。やはり百聞は一見に如かずですね。しかしこのおもろまち、日本の典型的地方都市という趣で、「沖縄的」雰囲気が希薄なのが残念。もうちょっと行政が街並みに口出ししても良かったのでは…

このおもろまち一帯は米軍基地という以前に、那覇防衛戦最大の激戦であった「シュガーローフの戦い」があった場所でもあります。現在では返還以降の再開発でかつての戦場は見る影もなく、那覇の町が一望できる高台という程度ですが、その眺望はすなわち那覇防衛の最重要拠点であるということでもあります。

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シュガーローフ/すり鉢山-は、大きな給水タンクに辛うじてその残滓を残しています。これも本来ならなくなる予定だったのが、地元の運動で残ったんだそうです。周りを削れるだけ削って、もはや崖みたいになってしまっていますが、このてっぺんを奪い合って1週間で日米合わせて数千人が亡くなった、まさにその地です。

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この風景を見ていると、70余年前にこの地でそんなことが起こったとはとても思えません。しかし現在でも土中からは遺骨や砲弾が発見される。ここは特に米軍基地であったために、用地返還後の再開発でようやく遺骨の収集がなされたとのことです。犠牲者の方々は力尽きたそのままの姿勢で発掘されます。まことにいたたまれない。ここの再開発では当初は遺骨収集の予定もなかったとのことで、せめて最期くらいはきちんとしたところで眠ってもらうよう取り計らうのが、国の責務ではないでしょうか。
沖縄戦は過去のものとしてしまえるものではないと思います。

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今では平和そのものの那覇の町を眺め、手を合わせることしかできない。
沖縄に来る、ということは第二次世界大戦の戦地を訪れること、と同義であることを、強く認識させられました。
2017/03/26 23:59 歴史 TB(0) CM(0)
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