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Death Is Life!

今年は追悼ばっかしていた気がします。
ロックを造り上げてきたミュージシャンも当然年を取るわけで、こればかりはどうしようもないのですが、全盛期なんてこれはもう人ではないんじゃないかという天賦の才もやはり人間だったのかという思いもあり。なんにせよ一人また一人といなくなり、そろそろあちらの世界の方が豪華になりつつあることは寂しいばかり。




グレッグレイク‐キャリアを「King Crimson」から始め脱退後はキースと「ELP」結成、という、70年代ロックを代表する2バンド(しかも全盛期)に在籍したというものすごいキャリアの割には、どこか過小評価されているような気がします。それは恐らくサウンドコンポージングにあまり関わっていない、安易なラブソングに走りすぎた後期キャリア、そして70年代の貴公子ぶりが嘘のような激太り(満月病だったようですが)、等理由はあろうかと思います。

また他のプログレVo‐ジョンアンダーソン、ピーガブ、ストラトス、ジャコモおじさん等-は個性的すぎるため、レイクの「王道」は見過ごされがちな部分があると思います。
しかし「21世紀の精神異常者」「エピタフ」「風に語りて」「ムーンチャイルド」「ポセイドン」「ラッキーマン」「展覧会の絵」「タルカス」「悪の教典#9」…挙げれば切りがありませんが、これらプログレッシブロックを代表する楽曲、レイクの声なくしては成り立ちません。王道であるからこそ『宮殿』『頭脳改革』がロック史に残る名盤なのです。

改めてグレッグレイクの才能に敬意を表すると共に、哀悼致します。
あちらでエマーソンとバンド再始動しててほしいですね(泣

There's no end to my life,
No beginning to my death.
Death is life!

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