音楽/仏像/日々雑感
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Author:OGI
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関西出張で早めに片が付いた、帰りは京都駅…

三十三間堂。

京都といったらここしかないですね
雨降っててめんどくさいので社会人パワー炸裂させてタクシー。

久々に辿りついてみれば入口が変わっていて、元下駄箱だったところは工事中…のため、従来は後ろから回り込んで入ってたのが正面から。これは新鮮

千手観音×1000

観音の森、そして表情豊かな二十八の眷属…何度来ても見飽きるということはありません。
出来の良い観音を探すもよし、二十八部衆に慶派の歴史を見るもよし、何往復でもできる。するの大変ですけど
これだけ数を量産するのはかなり骨だったとみえ、観音にしても眷属にしても出来不出来の差がかなりありますね。鎌倉彫刻全盛最末期という、熟し切ったギリギリおいしいところ、という時期も良いです。文字通り最後の輝きです

観音はそれこそ数を揃えることを優先させ、日本中の仏師の競演が楽しい。
像の半分には作者銘があるとのことで、快慶弟子の行快作などは個性が出ています。まあ言われなきゃわかんないですけど汗

そうは言っても量産型、造形は二の次レベルが違うのはやはり湛慶のもの。
本復興事業の棟梁であり当時最高の仏師あった彼は、9体を彫刻しています。湛慶作の像は本尊向かって右の、お守りとか御朱印とか売ってる、つまり坊さんが常駐しているので見辛いとこのバックに固まっていて、その中でもそれぞれ出来不出来はありますが、なぜか一体だけレベルが違う。端から数えて5体目、これだけが本気出してます。シャア専用ばり。一体だけ前傾しているのでよく分かります、重心のかけ方からして他とは違います。
復興にあたり、湛慶は千体観音としての統一感を出すため9体を作り、それを「見本」として各工房に配したのではないかとも思わせる想像もできるのが楽しいですね

まあいかに千体いても本尊が全てなんですけどね。

C004.jpg

終了10分前、さっきまで人であふれていた堂内がこの瞬間だけは静まり返る、ここを狙って本尊と対峙するのが文字通り至福の時間です。だからお寺の人たちは片づけとかでバタバタしないでほしい(切実

京都だったらやはりここですね。
…こっから関東へ下向するのがしんどい
2016/12/22 23:52 美・探訪 TB(0) CM(0)
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