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音楽/仏像/日々雑感
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Author:OGI
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来日まであと1週間・・・まさかの両国国技館ライブも決まったポールマッカートニーの素晴らしい新作の勢いをかって一作ずつ遡って聴いております。
発売当初のテンション爆上げ状態と数年たった賢者モードで聴く今では印象が全然違って、昔の感想も確認できるんでブログやっててよかったなと思う。

2013年発表『NEW』


発売当初=「New」「クイニーアイ」が良い。全体としてみると後半弱い。
…今聞いても上記2曲は突出してると思います。特に「New」は会心の1曲の感あり、これぞビートルズのポールマッカートニーといえる名曲です。武道館でミスったのも含め大好きな曲。
あとは「アリゲーター」「On My Way To Work」「Early Days」も好き。特にアーリーデイズは泣けます

要は前半はとても良いということで、後半の失速感は発売当初ですら目についただけに今聞けば余計しんどい。本作の何曲かには「ライブ映えする曲を作ろう」という意図が透けて見え、安直に過ぎたようにも…実際シンガロングを狙いまたツアー名にもなった「Everybody Out There」はウケなさ過ぎてセットリスト落ちの有様、曲自体どうということないし別に良かった(ry

やはりというか、プロデューサーを複数起用したことにより全体をコントロールしなかったことが今一歩物足りない印象を受ける最大要因だと思います。ジョージマーティンの息子では真っ向から意見言えないでしょうしねえ
無機質で人工的な音作りも作風にマッチしているとは思いません。

あれなんか文句ばっかになってしまいましたが基本的には良いんです、ですけど良い曲とそうでない曲の落差が激しいため、アルバムとしての評価を難しくしている、といった感。
2018/10/23 00:13 音楽O~R TB(0) CM(0)
どうもちくのう症と逆流性胃腸炎と風邪を併発している模様…どの薬飲んだらええねn  という状況の中海外出張の波状攻撃は続き、今回は2年ぶりの

中華人民共和国。

相変わらず空気悪いし気温37度だしで到着時から死にそう。頭痛が凄い
目的地は上海から2時間の昆山。打ち合わせ後時間が余ったので観光地へ連れてってもらうことに…どーせ大したことないし暑いしというやる気のなさは

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この塔の出現によりぶっ飛ぶ。え?

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周荘。

明清代に栄えた水郷都市がほぼそっくりそのまま残っている中国でも指折りの水郷都市。厭々中国出張はじめてから7年以上、この間なんの楽しみも見出せませんでしたがついに、ついに中国の歴史に触れることができ、もう感無量。

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上海近郊は高低差がないため池や湖が多く、この都市も湖畔を利用して言わばヴェネチアのような都市が出来上がっています。路地は狭いし入り組んでるしあまり土産物屋だらけで綺麗でもありませんが、風情といえばこれ以上の風情もない。マクドナルドもこの有様

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居並ぶ家屋は補修の手も入っているのでしょうが、やや傾いて煤けた柱や剥がれかけた土壁が歴史を語っています。観光地ではありますが決して「作られている」わけではないのが素晴らしい。比較するもんでもないですが、日本の「歴史的建物群保存地区」とはスケールとか、積み上げてある歴史が違いますね。観光地化していますが、ここにはまだ人が暮らしていることが大きいと思います。路地に積み上げた生活器具や路地の奥に見える生活の様子が、この街を生きたものにしているように思います。

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中国といえば汚い街並みですが、その源流をここに見る気がします。町中の水路は無論淀んでおりそこで洗濯しているおっさんもいる、生活排水もここに垂れ流し(ry 泳いでいる魚は干物で売られている、だがそれがいい、という説得力があります。(ほんとか!?

暑すぎて文字通り死にそうになりましたが最高の経験でした。やはり中原への想いは募る…
2018/10/15 18:26 美・探訪 TB(0) CM(0)
やや冷静になって『EGYPT STATION』を聴く。



本作最大の特徴は、久々に捨て曲がない(爆) 曲作りにかなり力を入れたように思います。いつもの「昼ごはん待ってる間にできちゃいました」的お手軽曲の臭いがあまりしません。そして序盤~中盤~終盤そしておまけとちゃんと波を作って、全体としてトータル性を感じることができます。「Station1、2」を配したからというわけではない、曲の力で聴き手を引張って行く力があるように思います。
終盤の展開なんかはほとんどWingsでとても楽しい、ビートルズ的であることばかり騒がれますがたまにはWingsも思い出してくれないと寂しいですからね。ライブで「1985」演り続けた成果と言うこともできそうです。

そしてPのグレッグカースティンの力が非常に大きいかと。現代を代表するPの一人なだけあり、ポールの狙いを上手く現代的文脈に落とし込んで、今しかできないポールマッカートニーを創り出すことに成功しています。かといって『NEW』のように無機質に落ち込むこともないバランス感覚も○。音作りやコーラスワークなんかは同じくPを担当したリアムギャラガーのソロにも通じるものあるなと。どの曲にも一ひねり加えてる感あり聴き飽きませんが、この現代的音作りが数年たっても風化に耐えうるかが楽しみでもある

世間ではトランプ批判曲が取りざたされてますが、突出した曲がない反面全曲の平均レベルが高く(ボートラすら良い)、何回も聴いてしまう魅力のある作品と思います。声は相当衰えましたが、それをも逆手にとったような曲をひねり出してくるのはやはり、冗談抜きで未だロック界屈指の天才だと思います。万歳万歳
2018/10/10 21:37 音楽O~R TB(0) CM(0)
うおおおおおおやったあああああああついにやはりきたきたきた



929マルチトラックほぼ全編。

「移民の歌」「Friends」「天国」と小出しにし煽ってきたEVがついに全編、といってもアコースティックセット及び「Black Dog」「Whole Lotta Love」「Thiank You」が漏れていますが、先ずは出たことを喜びたい!大興奮
この欠落は元からないのか出し惜しみしてるのか、もしくは日本側が録ってた「欠落の多いマルチトラック」流出なのか、謎は残りますが1971年ZEEPPELI全盛期にしてBootleg界でも70年LA、77年LAに並ぶ最重要音源である『929』がマルチトラックで2時間分聴ける、これを至福といわずして何といえば・・・生きてて良かった(大げさでなく

もう不完全だとかモノだとかどうでもいいですね、マジ凄い
内容的には、というかプラントの調子と言う意味では他日が好きですが、こうやって公式音質で聴かされるともう忘我の境地で・・・エコーまみれのaud音源、切れまくりでバランス悪いsbd音源をブート屋さんや個人が作ったマトリックスの数は星の数ほど、それをこっちはこうだあっちはああだと不毛な比較を繰り返していたファンからすれば、これはまさに天からの贈りものといえます。オフィシャルにするには音質のクオリティが足らない、でもお蔵入りするにはもったいない、と思った天=ジミーペイジ、からのね。ここ十年のオフィシャル級サウンドボード流出を見ていると、ジミーが絡んでいないとはとても思えないんですが、どうでしょう

ブートレッグ界でもLED ZEPPELIN結成50周年を祝うにふさわい逸品です。
2018/09/30 21:16 BOOTLEG:ZEPPELIN TB(0) CM(0)
北海道は涼しかった・・・山や海、森の表情がどこか異国感があって、住んでみたいなあと思う町の一つですね。冬は雪がやばいですが笑
黒澤明がロシア文学たる『白痴』を翻案するにあたり、舞台に選んだのも分かります。



名作中の名作として名高い『Nuovo Cinema Paradiso』

「必ずしも完全版の方が良いとは限らない」ことを学んだ1作です笑
「監督の表現したいこと」と「映画として面白いか」は別の次元であり完全版と公開版でここまで印象が異なる映画も珍しいのではないでしょうか。完全版=「長い!重い!!」で公開版=「何ていい映画だ!!!」 

確かに完全版の方が人生の何たるかを深く描ているとは思います。アルフレードの言う「人生は映画のように楽しいものじゃない」という通りの主人公の厳しい人生を丹念に描いていますが、これを物語の深みと取るか冗長ってか単純につまらないと取るかで完全版の評価が決まるかなと
公開版は2/3程度に削り、監督の言いたいことを半分にしたことで焦点が絞られて、大分すっきりした感があります。駆け足なエピソードがあることも否めませんが、言わなくて良いこともあるなと。

映画が真の意味で力を持っていた黄金期はまさにこうだったんだろうなあという。白黒時代の日本も同様ですね
公開版は本当に良い映画だと思います、そら永遠の名作だわ
2018/09/29 01:48 映画 TB(0) CM(0)
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