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『雨月物語』

暖か!!


溝口監督・ヴェネチア国際映画祭銀二師匠受賞の傑作『雨月物語』。

『祇園の姉弟』『西鶴一代女』『』は観て凄さは分かるもののあまりピンと来ませんでしたが、これは良い。
日本の古典をいくつか組み合わせており日本人にはある意味でのテンプレのような筋立てではありますが、これが欧米人の目には目茶目茶斬新に映ったことは間違いなく、当時の最高賞を獲得したことも頷けるというものです。そうでなくとも素晴らしい映画である事には間違いありませんが

ていうか京マチ子凄すぎ
『羅生門』でも平安美人演じてましたがこっちの方が幽霊というのもあいまって、情念がにじみ出る演技は酔っぱらった私の眠気も吹っ飛ぶ。しかし怪異であることの恐ろしさよりも、恋も知らずに死んでしまった姫様の哀れさが勝るあたり、流石としか。やはり女性を描かせたら溝口監督の右に出るものはないのでは

あれですが、僕としてはこんな幽霊だったらとり殺されても全然良いってかむしろ殺してください(ry

forme

ドリムシとアヴァンタジアの新譜を買いに近所の某家電量販店行ったら置いてなかったでござる
CDが売れないご時世とはいえ悲しいですなあ…宣伝してるのはアニメ系ばかりという フロアの隅に追いやられて半分埃を被っている洋楽コーナーの不憫なことよ QUEEN以外売る気なしな品揃えには呆然の領域

それでもダラダラ見ていたらYUKIちゃんの新譜が出ていたので買う。ドリムシのバーターというには



年少の時分にはジュディマリは熱心には聴いていませんで、どちらかというとソロになってからの方がリアルタイムで追ってる。大御所から旬なミュージシャンまで幅広く良質な楽曲を提供してもらうというある意味リンゴスター的戦略は、40後半とは思えないヴィジュアルと声、そして詩の個性という相変わらずのアピールポイントを最大限に生かすものです。

今作も例に漏れずで、雰囲気的には『Fly』あたりからの流れの延長線上にある印象。シングル曲は同じベクトルなので特にそう感じるのかもしれません
頭3曲でひきつけておいて、からの中盤同じようなミドルテンポの曲が並ぶのが中だるみしてやや残念。もうちょっと聞きこめばわかるかもですが 細野晴臣提供曲「Sunday Girl」の洋楽っぷりは好きですけどね(ポールマッカートニーの「Heaven On the Sunday」を思い出しました)  久々弾き語りで〆の終盤も良い。

個人的には前作『まばたき』が非常に好みな作風だったんで今作はやや物足りなさがありますが、もうちょっと聴きこんでみますかね。そして早くドリムシを聴きたい(結局まだ買ってない

QUEEN 1986.06.09 Stockholm

祝・フレディーマーキュリーBohemian Rhapsodyアカデミー賞4冠
映画の評価は揺るぎませんが、個人的にはこれはもうフレディーへのご褒美って感じですね あちらでも祝賀パーティーやっていることでしょう。祝ってくれる友人もいっぱいいるし泣

QUEEN
1986-06-07
Rasunda Stadium, Stockholm, Sweden


Source:TDK AD 90 Cassettes > Technics RS-B505 Cassette Deck

01. One Vision
02. Tie Your Mother Down
03. In the Lap of the Gods...Revisited
04. Seven Seas of Rhye
05. Tear it Up
06. A Kind of Magic
07. Under pressure
08. Another One Bites the Dust
09. Who Wants to Live Forever
10. I Want to Break Free
11. Bohemian Rhapsody
12. Impromptu - Guitar Solo
13. Now I'm Here
14. Love of my Life
15. Is This the World We Created
16. (You're So Square) Baby I Don't Care
17. Hello Mary Lou
18. Tutti Frutti
19. Hammer to Fall
20. Crazy Little Thing Called Love
21. Radio Ga Ga
22. We Will Rock You
23. We Are the Champions
24. God Save the Queen

映画効果でかつて聴いて評価低かったライブの再評価もできる。
1986年MAGICツアーより初日、ストックホルム公演。
10年ほど前に一聴してそれほど良いとも思わず放置しておりましたが、これは良いライブ。

さすが80年代な良い音です。スピーカーに近く迫力優先で臨場感もある。屋外会場の様ですがその雰囲気はあまり感じず、左チャンネルからの跳ね返りがドームっぽい。後半左のおっさんがハッスルしてうるさいですが許せる範囲。曲中にカットもなくストレスフリーで聞けます。

MAGICツアーを一通り聞いた今ならわかる、これは必聴音源です。
当ツアーは安定してる反面どの公演も同じような雰囲気なので、個人的には演奏が固まりきる前の序盤に魅力があると思っております。その意味ではツアー初日の本公演はその最たるものであり、初日ならではの高揚感と楽し気なバンドの一体感がとても良い雰囲気を醸し出しています。

演奏面は固まり切っていない=手探り感満載のため危なっかしい場面が多々ありますが、それもバンドの状態が良いのでライブならではの魅力として聴こえます。フレディは「One More Time!!」を多発してますが、ただの合いの手ではなく進行確認の意が強そう。
そのフレディはなるべくオリジナルメロディーで歌おうとしているのも印象的で、新曲群に関してはこの日が一番高いキーで歌えていると言っていいでしょう、だいぶ無理はしてますが笑 前年あたりからパワーで押す歌唱法になった結果、安定はしたものの声が潰れ気味になり、この日もその傾向は変わりませんがウェンブリーに比べるとだいぶ声が若い。フェイクが完成している「Now I'm Here」でさえレコードVerなのは驚きです。逆にところどころおかしいのがブライアンで、入りそびれたり外したりと、機材トラブルがあったのかもしれません。

同じような演奏ばかりの当ツアーにあってこの雰囲気は非常に新鮮です。ツアー初日といえば公開リハーサルでただ演奏してるだけ、となることもある中、この日はある種の溌剌さと楽しさが感じられるのは、「LIVE AID」を経て復活したバンドの状態の良さあればこそでしょう。「Friends Will Be Friends」はやってませんがMAGICツアー必聴音源、ある意味完成形のウェンブリーと好対照をなす良いライブです

Deep Purple 1994.06.30 Madrid

終電までに帰れないともうだめでうね

DEEP PURPLE
1994.06.30
MADRID SPAIN


Source : AUDIENCE RECORDING TO CDR CLONE-X

CD 1
1 INTRO/HIGHWAY STAR
2 RAMSHACKLE MAN
3 MAYBE IM A LEO
4 FIREBALL
5 PERFECT STRANGERS
6 PICTURES OF HOME
7 JON LORD SOLO
8 KNOCKING AT YOUR BACK DOOR
9 ANYONES DAUGHTER
10 ANYA
CD 2
1 THE BATTLE RAGES ON
2 WHEN A BLIND MAN CRIES
3 LAZY/IAN PAICE SOLO
4 SATCH BOOGIE
5 SPACE TRUCKIN'
6 WOMAN FROM TOKYO
7 PAINT IT BLACK
8 SPEED KING
9 SMOKE ON THE WATER

リッチー亡き後脱退後の助っ人ジョーサトリアーニを迎えたライブ。
ディープパープルの1/3くらい=リッチーブラックモアと考える私はリッチー脱退後は興味が薄れる一方なのですが、この時期、すなわちリッチーがツアー中に突如脱退したため急遽代役として変態ギタリストたるジョーサトを招聘し、わずか2週間とかでステージに立つ離れ業をやってのけたのがどんな感じなのか興味はありました。

代わって最初の日本公演はさすがにリッチー不在に落胆するファンと微妙にかみ合わない演奏で変な空気になってたのが印象的でしたが、数をある程度こなしたこの南米ツアーは演奏もまとまって、またリッチーがいないならいないで開き直って盛り上がるファンも相まって何か楽しげで解放感のある空気が面白い。
2000年あたりになるとbpmも落ち演奏に緩みが出てきますが、この時期はまだまだやる気満々で流石は老練といったところ、演奏に緊張感と楽しさが感じられます。特にペイス/ロードが魅せてくれます。リッチーがいた時はできなかった曲群、特に『Machine Head』からのレア曲が楽しいです。

武道館あたりでは自分の色を出す余裕もなくリッチーのソロの再現に終始していたサトリアーニも徐々にオリジナリティを発揮、バンドとして機能しているのが分かります。だけに駄作と言われて久しい『Battle Rages On』の曲は思い切って切り捨ててほしかったかなあ笑 「Black Night」をはずしてまでなぜか追加となった「Ramshacle Man」、リッチーがやってこそ意味のあった「Anya」は特に(ry

サトリアーニは最初話が来た時、あのリッチーの後釜なんて無理に決まってるやろと即断った後30分考えて、こんなチャンスは二度とないと再度電話したそうですが、リッチーの偉大さを分かっているからこそ、そのスタイルを尊重しながら自分の色も出してなおかつうるさいファンに受け入れられるという超難しい偉業を成し遂げた彼もまた天才であろうと
このままサトリアーニが加入する可能性もあったようですが短期間のツアーで関係は解消し、バンドは結局スティーヴモーズとのアルバム制作に入ります。モーズ加入は正解だったとは思いますが、一枚でいいんでジョーサトとのアルバムを聞いてみたかったと思わせる互いへのリスペクトに溢れた良いライブです。

九州旅行

雪が舞う羽田から何とか飛んだ飛行機で博多着いてウェストで10年ぶりにうどん食って九州国立博物館でなぜかやってる醍醐寺展見て天満宮で梅ヶ枝餅食べて観世音寺で閉館後に入れてもらって博多でイカに感動して
久留米大砲ラーメン待ち列長すぎでドン引きしてバーターでモヒカンラーメン食って磐井の墓見て装飾古墳に感動して鞠智城で閉館ぎりぎりで入れてもらえず絶望し熊本で馬料理に更に感動して結果食べ過ぎて
思った以上に修復できてない熊本城見て田原坂行って最後はうどんで〆。


このような九州旅行でした。
いつも通りのお馬鹿道中でしたが九州は史跡も興味深い、ご飯もおいしいという素晴らしい土地であることを再確認致しました。
今回最大の発見は装飾古墳、古代センス大爆発っぷりに空いた口がふさがりませんでした。仏教伝来前の日本的プリミティブはこのようなものかと。まさに自由であり、世界各地に残る原始的表現に相通ずるものがあるのは非常に興味深い。
ただそれだけにもっと有効活用すればいいのにとも思う。これだけの素材があるのだからグッズ展開をすればいいのに何も売っていない、全然関係ない土偶Tシャツがなぜか売っている残念さ。ここ以外にも博物館などの箱ものは多いものの、箱だけ作って活用する戦略に欠ける印象を持ちました。せっかく良いものがいっぱいあるんだからくまモンだけに頼らなくてもいいのにと。

食に関しては圧倒的にね、こんなにおいしいとは思ってもみませんでした。馬刺し→馬肉串→馬カツのコンボは今もって驚異的美味でありました。食べ過ぎて死にそうに  うどん、ラーメンも相変わらずおいしいね。有名店は混みすぎだけど

DSC_0690 (002)
上は友人たちと撮った記念写真で、左から3人目が筆者磐井の墓の石人。埴輪とはまた違ったインパクトがある。

何度行っても楽しい。次は沖縄とかかなあ
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Author:OGI
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