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音楽/仏像/日々雑感
プロフィール

OGI

Author:OGI
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Led Zeppelin
1972.12.16
Birmingham Odeon, Birmingham, England


Source : Sweet Brummy Roll (Empress Valley EVSD 243-245)

CD 1:
1.Introduction
2.Rock'nRoll
3. Over the Hills and far away
4.Black Dog
5.Misty Mountain Hop
6.Since I've been loving you
7.Dancing Days
8.Bron-Yr-Aur Stomp
9.The Song remains the same
10.The Rain Song

CD 2:
1.Dazed and confused
2.Stairway to Heaven
3.Whole Lotta Love
4. Heartbreaker

最近はBIGな発見がないZEPPELIN、72年冬のUKツアーよりバーミンガム公演。

遠目だしヒスノイズ多いしで良い音とは言えませんが、楽器間のバランスは良いので聴けないことはありません。本ツアーは会場が小さいからかどの公演も同じような音なのが特徴ですね
ソースとしてはこれしかないようで、EVのタイトルは出ていない低音をイコラで出してる分ロージェネを謳ってるテープソースより聴きやすいかと思います。

プラント筆頭にバンドの調子も爆裂と言うほどでない、また客もあまり盛り上がらなということで、平均してあまり面白みのないツアーではありますが年明けと比較すればまだバンドとしてまとまっている分、聴こうと思わせるものもあります。

プラントの故郷ということでやる気になって・・・はいません笑
まあやる気というより故郷だからこそのリラックス感が前に出てる感じ。これはこれで魅力がある演奏で、名古屋公演と同種の雰囲気を感じます。
日本ツアーから全く調子の上がらないプラントはもはやオリジナルのメロディーを諦め、73年モードと化しています。それでも要所は高いキーを出そうしてるのが逆に全力出してない感を醸しており、他3人の好調なプレイとギャップになって寂しい・・・プラント単体ではこの日が底かもしれません

前後の公演(ニューカッスル・ロンドン)と比べても聴きどころは少ないですが、事件は「Rain Song」で起こります。
序盤でジョンポールジョーンズのメロトロンが故障、以降はオルガンに替えているため普段とは全く違うレインソングとなっています。これはこれで貴重なテイクですが、同曲独特の空気はメロトロンこそが作っていたこともわかります。

熱が入ってくるのはやはり「Dazed」以降で、同曲のインプロは展開が固まっているとはいえ勢いを失わない良い演奏です。ラストに「In The Light」のリフが飛び出すのにはニヤリ。全盛期はこうしてライブで新しい展開を試しながら新曲を練っていたことがよく分かります。

テープスピードがおかしくてヘロヘロな「天国の階段」はジミーの素晴らしいソロからの前曲ですべて使い果たしたプラントによるテープスピード以上のヘロヘロメロディーでずっこけてしまいますが「Whole Lotta Love」「Heartbreaker」でチャラということで・・・この時期はプラント次第の部分はありますが、平均して一定以上の演奏はしていると思います。この日はその平均点といった感のある演奏ですかね
2018/08/17 03:08 BOOTLEG:ZEPPELIN TB(0) CM(0)
静岡出張。
浜松→菊名へ向かう途中、時間が余る。どこで時間を潰すか・・・道を左に折れ、山へ向かう。

高天神城攻略。

黒澤明の『影武者』の1シーン「高天神城?・・・狙いは悪くない」の高天神城です(なんじゃそら 
武田-徳川で熾烈な攻防が繰り広げられた難攻不落の山城として戦国ファンには名高く、だけに僻地なので簡単に来れるところではありません
ちなみに歴戦の名将、岡部元信が討死した城としても知られています。今川義元に仕え、その尾張侵攻において織田方を追い詰め、桶狭間にて今川義元が討ち取られて後もその首を取り返すまで徹底抗戦を続けた、文字通りの猛将です。今川滅亡後は武田方に仕え、高天神城の守将となっていました。享年70近く。

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全景。
これはまじの山城。スーツ革靴ではやはり無理やなということで大手門までちょこっと登って

高天神城撤退。
何度も囲むも攻め落とせなかったまさに家康の心持。またこよう。次は刈田して付城作って(ry

客先訪問も終わり、浜松へ帰る途中。
→横須賀城 なる看板。横須賀?米軍ちゃうわなと思っていると道路脇に不自然な空き地が。「外堀跡」へー…

横須賀城登城。
こんな住宅地のど真ん中に城なんて、の違和感は明治維新で民間に払い下げとなり、文字通り廃城となった結果だそう。昭和になり更地にする計画が出たものの流石に残そうという運動が持ち上がり、現在の形に落ち着いたのだとか。友人の言う通り史跡を大事にする地元は良いですね。文字通りの公園になってしまった加納城とはえらい違い

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さてこの城の事は全く知らなかったわけですが、何と先の高天神城攻略のために家康が作らせたとのこと、縁だなー
かつては外堀が直接海へ接続していたのが江戸期の地震で海岸線が後退したことにより…って海岸線はるか向こうなんですけど!?自然の猛威と時の流れを感じますな
現代の護岸工事っぽい風情のない石垣だなーと思ったら当時から川原石を用いていたとのことで、これは珍しい。当時の絵図を参考に出来る限り復元してあるのが素晴らしいですね、愛を感じます。

風が凄かったですが予期せぬ楽しさ。看板につられて止まってみるのも良いですね
2018/08/10 01:00 歴史 TB(0) CM(0)
このくそ暑いのに大阪城行こうとしたのが運の尽きで、暑すぎて外堀までで力尽きる…10年ぶりくらいの隣の大阪歴史博物館は面白かったですけど
大阪、というか難波は古代から上町台地がメインであり、難波宮が2回建った後石山本願寺、で大阪城の流れ、昔市街地の端で田んぼと墓しかなかった埋田が今最大の繁華街梅田になっていること、古代は大阪平野全体が内海だったため江戸時代に水運都市として大いに栄えられたこと(だから橋と堀ばっかなんですな)、江戸期に参拝客を集めた寺社は今は全く知られていないことなど、なかなか興味深い展示でした。10年前は見向きもしませんでしたが笑



現代プログレの旗手スティーブンウィルソンの傑作『The Raven That Refused To Sing』から表題曲。

昔から雰囲気ある曲を作るのが上手かったですが、ソロになってからは明確な人物設定を伴った物語を描きだすようになりました。テーマはとりあえず人が死ぬ暗くて重いものばっかりですが、この人の作る独特の影のある作風に独特のMVが補完となって、流石あのスティーブンウィルソンというクオリティです。ていうか曲だけでも泣けるのにこんな絵つけられたら卑怯の領域ですね
プログレを主体としてメタル・オルタナ・80年代ポップまで多様なロックを駆使して、ヘヴィーでダーク主体だけど要所にちょっと光が差す、みたいな押し引きが非常にうまいです、やや職人的あざとい感もなきにしもですが
でもやっぱり好きですね。特に本作と次作はここ10年の白眉かと。
2018/08/06 16:33 音楽S~Z TB(0) CM(0)
隣で火でも焚いてんじゃないかないかってくらい暑いですね


最近は映画の周期。
ゲイリーオールドマン主演『裏切りのサーカス』

サーカス業界の話かと思いきやスパイもの…原題『Tinker, Tailor, Soldier Spy』の方が遥かにかっこいい。セリフにも出てきてやたら言い慣れてるなと思ったらマザーグースの一説なんですね、洒落てる。流石イギリス

変人演技させたら右に出るものはいないゲイリーオールドマンですが本作ではとにかく抑えた演技が印象的、表情の変化も殆どなく何なら前半は殆ど喋らない、視線や首ふりだけで感情の変化を表す難演技を見事こなしています。ゲイリーだけでなく全俳優が同様の雰囲気で演じているため、初見は何が起きているのか把握するのが難しいのですがそれが何か癖になって何度も見てしまう、不思議な魅力があります。あえて表現しない余白が気持ちいいわけで、喜んで監督の意図に嵌りますよ

英国紳士たちが部屋の中でしゃべってるだけ的映画ですが洗練された映像と役者たちの名演技で飽きさせることが全くない名作かと思います。やっぱりゲイリーオールドマン最高やね。
2018/08/03 00:02 映画 TB(0) CM(0)
>恥ずかしながら鉄仏は初めて知りました。
>その国の産物によって色んなぶつぞうがあるんだね。


仏典にも、仏の形は何で現してもそれは功徳になると記述があります。(子供が砂に描いても可)
仏像は当時あった多様な技術を応用して造られましたが、同時に高価な原材料と難易度の高い技術で造仏することも一種ステータスであったように思え、その一つがこの鉄仏かと思います。他にも漆を大量に使う脱活乾漆造もそうかと思います。その種の仏像は失敗が許されないだけに傑作揃いではあります。韓国に残る鉄仏もこの類かと思います
逆に日本では平安時代以降、全国どこでも容易に手に入る木が主流になったことで大量の造仏が可能になり、結果技術の低下と様式の停滞を招いたことは良かったのか悪かったのか…技術の統一が図られなくなるのは同時期の半島でも起きているのは面白い。恐らく大陸から影響が薄れたこともあるんでしょうね。以上脱線

せっかくなので韓国に残る仏像の代表を紹介しておきます。
(グーグル先生で韓国 仏像 で検索すると盗難事件だらけになって悲しい)

前回も書いた慶州の釈迦如来坐像

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新羅全盛期の都に、わざわざ石窟を「造って」コンプレックスとしているあたり、これを以て半島仏教美術の粋といって過言ではありますまい。石仏という表現としてユルくなりそうなところを石仏でしか造りえないスケールを感じさせる傑作です。日本でもこれに比肩する如来像が何体あるか(とりあえず薬師寺)…唐の表現を受けた周辺文化の中でも筆頭かと思います。やぱり見たいな

kra.jpg

対してこれも半島「らしい」仏像ですが、ちょっとこのセンスは分かんねえな
半島と列島はやはり、10世紀あたりからセンスが乖離しはじめ、高麗以降は同じように宋の影響も受けますが、全く違うものが出来上がるのはある意味面白い。
2018/08/01 20:36 美・探訪 TB(0) CM(0)
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